2003年 6

6月8日(日) 男鹿半島 加茂 長岩 鯛釣り

 一ヶ月ぶりにまともに日曜日を休むことが出来たので、午前2時に起きて男鹿加茂に向かう。
4時前に到着し、渡し舟(大竹丸)の2番船に駆け込むように乗船。長岩に降りる。

 最初は船が着いた反対側(陸側)で黒鯛を狙うが、だめだと悟るとすぐに沖側に移って真鯛狙いに切り替える。
潮は右から左。
 付け餌が残るので 『まだ夜が明けて間もなくだから餌取りがいないためかな?』 と思いつつも、期待は高まる。
粘っていると案の定 竿に手応えが ・・・ 横に走ろうとするので真鯛のようだ。
それなりにいい引きはするが、レバーブレーキを緩ませること無くブッコ抜く。27cmの真鯛。
これは真鯛モード突入か?! ・・・ と思い次の一投をしようとすると、いきなり目の前を大竹丸が通過。
すぐ近くの人が一人しか乗れない沖磯に客を降ろす。
案の上、それで真鯛の群れが散ったようで、それから針に餌が残らなくなった。
悪いタイミングで客を降ろしたものだ・・・と思いつつ、しばらく粘っていると再び針に餌が残るようになった。
「こっ、こっ・・・これは・・・!」と思っていると、案の定 竿に手応えが。
しかしこれは手のひらサイズの真鯛でした。
サイズは小さいがもう2〜3匹釣れるな ・・・ と思いきや、いきなり向かい風が吹き出す。
手前は根がはっているので撒餌が出来ず、釣りにならない。
 しょうがないので再び陸側に向かい(ここは荒れた後は良いのだが、しばらく荒れていないので釣れない事は明白。しかも水が澄みきっているのでまず釣れそうに無い)、根魚など釣って風が収まるのを待つ。
しばらくすると風が収まったので、再び真鯛狙いで再び沖に向かう。
しかし潮が変わってしまって当て潮になり、やはり釣りにならない。
しょうがないので三度陸側に移り、時間を潰した。
 帰りの船を待つ間、船付き場で釣っていた人と話をしたが、彼は小ぶりの黒鯛2匹と同型のメジナを数匹釣っていた。
手前のドン深で団子釣りであった。

 陸に上がり大竹荘の婆さんから情報を聞くと、やはり小ぶりの真鯛が全盛の模様。
小物しか釣れなかったが、久しぶりに釣りが出来てとりあえず満足・・・かな???!

 長岩 船付き場の反対側

深さ

ウキ下 

 潮 

仕掛け   

 沖に向かって4ヒロくらいか。陸に向かって3.5ヒロ

沖向きで4.5〜5ヒロ  沖に向かって右から左。後、左から右。 ハリス1.5。針3号

 


6月22日(日) 男鹿半島加茂 大黒島 鯛釣り

 この日の夜から夜勤だったが、前日・前々日が荒れたのでこれは行くきゃないなと思い午前1時半に車を一路男鹿へと走らせる。
安全運転したにも関わらず、ほぼ1時間10分ほどで男鹿の加茂に到着。大竹丸が出るまで車でのんびりする。
 午前3時20分頃大竹丸の新しいほうの船に乗ると、船は南磯でなくて北磯へと向かう。南磯だと「長岩」で降りようと思っていたが、北磯は「大黒島」で降りた。
朝一番の真鯛を狙う意味で船着場の反対へと向かう。用意が出来た頃はかなり明るくなりかけていたが、ウキにケミホタル(光るやつ)を装着してすぐに釣り始める。
 しょっぱらから餌取りの鯵が釣れ始めたが、粘っていると真鯛ぽいあたりが・・・楽しめるヒキだが大きくはなさそう・・・。案の定、足の裏サイズの真鯛でブッコ抜いて上げる。とりあえずボウズはなくなったので安心。
さらに粘っていると、やはり同じような手応えが・・・しかし、ちょっと大きめの鯵でした。
しばらく鯵と戯れていると、今度こそ真鯛ぽいアタリが・・・上げてみると足の裏サイズの真鯛。これで親子二人の今夜のおかずが出来たな・・・と思いキープする。
 しかしこれで鯛は一段落したようで、しばらく餌取りと戯れることになる。前日・前々日荒れたにも関わらず、水は思いのほか澄んでいる。朝のうち波とうねりがけっこうあり、手前は水が泡立っている。時折、頭から波をかぶる。天気予報と違うぞ・・・
 もうだめかな?と思いつつ2時間ほどのらりくらり粘っていると、8時過ぎに手のひら真鯛が釣れる。小ぶりなのでリリースすると、すぐに同サイズがまた釣れる(やはりリリース)。撒餌が効いて鯛が溜まってきているようだ。これはチャンス!と思っていると、ウキがゆっくりと沈んでいく。黒鯛ぽい沈み方だなと思って合わせると、案の定黒鯛特有の頭を振りながら下へ潜ろうとするヒキが。ラッキーである。しかし良いヒキだが糸鳴りがしない。それでも30センチくらいあるだろうと思って水面まで引き上げると、なんかブッコ抜けそう・・・
タモを使おうとしたが結局ブッコ抜いてみると、残念ながら27〜28センチくらいの足の裏サイズ。
それでも今年初の黒鯛だったのでなんか感動してしまう。
 その後、足の裏サイズの真鯛を1匹追加してチャンスタイムは終わる。
10時に迎えの船を頼んでいたので、9時過ぎに帰り支度をしようかと思っていたところに良いヒキが・・・小ぶりな黒鯛か?と思いきやメジナでした。

 帰りの船で他の釣り人を見るとスカリ(魚入れ)が出ていない。鯛が釣れていても私と同じで小ぶりのもののようだ。
男鹿半島は既に夏の模様を呈している。
 五社堂の999段の石段を登ったり、風景をデジカメに収めたりしてのんびり帰った。

 大黒島 船付き場の反対側

深さ

ウキ下 

 潮 

仕掛け   

 手前で5ヒロちょっと

5.5ヒロ前後  ほとんど動かず ハリス1.7。針3号。ウキ0.5号後0.8号

   


黒鯛

釣果

五社堂


 

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