2003年 12

12月2日(火)  男鹿半島門前 さんば島 黒鯛釣り

 なんとしても良型の黒鯛を釣らなければ年を越せない!(バカだね・・・本当に!)
雪が降り始めると釣りからスキーへと切り替えるので、今日こそは良い型の黒鯛を上げなければ・・・
早朝4:00、一人で男鹿半島へと車を走らせる。甲氏は金欠なので誘わなかった。

 加茂漁港に5:00頃着いたが、先日と違って今日は釣人の車が少ない。火曜日休みの業種は少ないのであろうか・・・?
何はともあれ良い事だ。出港時間は6:00のはずだが、今日も30分早く船が出た。

 暗闇の中、船は(予想通り)門前へと向かった。水が澄んでいるので深場を狙いたかった私の読み通りに事は進んでくれている。
船は先日釣った福立島に釣人2人を降ろし、さんば島に向かった。さんば島で誰も降りる気配が無い・・・ラッキーである。
すかさず私一人が降りる ・・・ 最高の条件だ〜! 「釣ってください」と言っているようなものである。
水が澄んでいるので朝マズメ勝負だと考え、まだ暗い中用意をして釣り始める。ウキにはケミ(光るヤツ)装着である。

 釣り始めると2投目でウキが沈む。竿を上げると手のひらサイズの真鯛である。
「この時期にしては水温は高目だとは思っていたが、まだ真鯛が釣れるのか・・・」
明るくなるとエサトリに悩ませられるな・・・と思いつつも、大漁を確信する。
「まさかこの真鯛だけというのは考えられないよな・・・(笑)」とこの時は思っていた。

 しかし・・・そのまさかである。
明るくなるとエサトリが大活躍して針にエサが残らない。団子を使っても同じである。しかもまたエチゼンクラゲが泳ぎまくっているではないか・・・
AM10:00まで同じ場所で粘ったが釣れる気配はゼロ。
痺れを切らして島の反対側で釣るが外道の小物ばかり。
・・・ そして ジ・エンド。

 ちなみにこの日は水が澄んでいて男鹿は全滅状態。手のひらサイズの真鯛を釣った私は良い方であった。
私は12時に帰りの船に乗ったが、他の人も帰ったり島を換えたりして門前の一級磯(しんじょう・油・垢取・さんば・尾館栗島)はガラガラになった。
 船頭の話では先週の金曜日まで釣れていたがそれ以降は釣れていないとの事。

 大漁を確信していた私は思いっきり納得いかない釣果だったので、男鹿の景色を堪能する気にもなれなかった。
「う〜ん、俺ってまだまだ大らかさが足りないよな・・・」と思いつつ、やるせない気持ちで逃げるように男鹿を後にした。
次こそ良型の黒鯛を釣ってやるぜ!!

       ・・・・・・・・・《お願いです。神様釣らせてください》

 

さんば島 沖側の船着場

深さ

 ウキ下  

仕掛け

8ヒロくらい(垢取側も同様)

7〜7.5ヒロ

どんぐり5B後1号、水中ウキ4B(・・・しかなかった)、ハリス1.75号後1.5号、針3号後2号

 

 

 

早朝の加茂漁港駐車場
 

門前一級磯 (旧有料道路より望む) 

さんば島より

さんば島突端(ハナレ?)

またも出ました嫌な奴(エチゼンクラゲ)

帰りの船より(名釣会の松田稔っぽい人)

 

12月14日() 男鹿半島加茂 桜島 黒鯛釣り

 今日は久しぶりにH氏と釣行。早朝3:30に待ち合わせをして一路男鹿半島に向かう。
加茂漁港に着くと天気が良くないせいか思ったより釣り人の車が少ない。
5:30に船が出発し、我々は桜島で下船する。船着場から沖の方角へちょっと歩いた所で釣り始める。

 しかし12月も半ばというのに水温が高めでエサトリ(小鯵・小鯖等)がいる。いくらがんばっても針にエサが残らない。
結局黒鯛の気配も感じないでジ・エンド。桜島に10人くらい釣っていたが誰も釣った様子はない。それどころか帰りの船から見た感じでも、他の島で黒鯛を釣った様子がない(ストリンガーやスカリが出てない)。どうやら全滅のようだ。

 帰り際船頭に「最近釣れているの?」と訊くと、「全然釣れていない」との事。
どうやら12月2日の日記(上記参照)で書いた『先週の金曜日』からずっと釣れていない様だ。
この時期に釣れていないとは不思議なものだ・・・と思いつつも、他の人も全く釣れていないのでほっとしたような気持ちで帰途に着いた。


桜島 船着場の沖側

深さ

 ウキ下  

仕掛け

意外と深い

4.5〜5.5ヒロ

どんぐり5B後1号、水中ウキ4B(・・・しかなかった)、ハリス1.75号後1.5号、針3号


   

   

 

桜島(船着場より沖側)

桜島にかかる虹(奥は桜島荘)

桜島で釣るH氏

 

12月17日(水)

 甲氏と今年最後の釣行に行く約束をしていたので、男鹿で釣れていないにも関わらず加茂に向かう。
甲氏は釣れていようがいまいが釣りに行かないと気が済まない人(釣りバカ)である。
 駐車場に午前5時過ぎに到着すると、車がまばらだ。おかげで船が出たのは6時近く・・・3人しか乗っていなかった。
小阿治ヶ島で3人とも降りる。普段は人気があってなかなか降りられない島である。
私と甲氏は船着場で釣り始める。

 しかし・・・14日と同様、水温は高めでエサトリ(小鯵やサヨリ)が多く黒鯛の気配がない。
針にエサが残ったと思ったら甲氏がホッケを釣り上げる。
ホッケが釣れるにしては水温が高い・・・思うに水温が安定していないようだ。
 阿治ヶ島で釣っていた人が小ぶりの黒鯛(ホッケではない様に見えたが)を上げたようだが、前回同様男鹿は全滅状態。
我々もその例外に漏れず、餌トリ(小鯵やサヨリ等)と戯れてジ・エンド。

 船頭も「去年は今頃バンバン釣れていたが・・・今年は考えられない!」と言うほど黒鯛が釣れていない。
一雪降るとまた違うと思うのだが・・・その頃にはスキーへ行っていると思うので、この釣行が今シーズン最後か?
思いっきり納得いかない気持ちで帰路に着いた・・・・

小阿治ヶ島こあじがしま 船着場

深さ

 ウキ下  

仕掛け

わ・忘れた

忘れた・・・(^-^;

どんぐり1号、水中ウキ4B(・・・しかなかった)、ハリス1.75号後1.5号、針3号

 

 

小阿治ヶ島

小阿治ヶ島船着場で釣る甲氏

小阿治ヶ島から見る阿治ヶ島



 

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