釣りました日記2007の記録2007.12

2007年12月

12月11日(火)  男鹿半島 孔雀ヶ窟こうじゃくがくつ

   今年も後わずかである。
今シーズン中に是非とも良い型を1枚あげてから、スキーへ移行したいものである。
  ・・と言う事で、男鹿半島へ釣行を決定。
前の晩、目覚ましを4:30にセットして寝る。

 
  翌日の朝、目覚めたのは何故か5:30  ^^:
おかげで家を出発したのは、6:00過ぎであった。
夜が白々と明け始める。
 
  男鹿半島の「大桟橋だいさんきょう駐車場」に着いたのは、7:00を過ぎていただろう。
さて、今日は此処から崖下りである。
目的の釣り場は、駐車場の崖下にあるのである。
だいたい矢印のあたりです 釣り座
   いつもなら加茂漁港から船で行くのだが、千石は最近「大桟橋駐車場」から降りるルートを知ってしまった。
そこで体力作りも兼ねて(節約も兼ねて?)、今回は歩いて行く事にしたのである。
 
  車で釣りの準備をすると、降り始める。
   最初は斜度がきつい林である。
今は下りだから良いが、登りの時は苦労しそうである。
  ・・・ 唯でさえ、釣り道具は重いのである。
しかしロープが渡されているのが、助かる。
  やがて林を抜けて海岸の崖に出た。
釣りのポイントには、舟で渡った釣り人が平日と言うのに結構いる。
  崖にはロープが吊り下がっている。
重い荷物を担ぎながら、ヨッコラヨッコラとロープを伝って降りる。
崖の上から見た釣座 崖をロープで降りる
  さて、やっと釣座に着いた。
息を整え、釣りの準備をする。

  なんか潮が流れてないなぁ〜

   越前クラゲがまだ漂っている。
水温が低いと死滅するはずなのだが、まだ生きているという事は水温が高い証拠である。
・・・ と言う事は、たぶん真鯛もまだ釣れるであろう。
昔は真鯛も11月で釣れなくなったものだが ・・・ 近年の水温上昇を実感する。
(正直言って、エチゼンクラゲが秋田にいること自体おかしい ・・・ 地球は狂い始めている)

  仕掛けを海に投入すると、エサトリがいるようで付け餌が無くなる。
それでも時折、黒ソイやメバルが針に掛かってくれる。
あまり大きくは無いが、煮付けると美味なので持ち帰りである。

  やがて真鯛の幼魚がコマセに集まって来たようで、面白いように釣れる。
やはりまだ真鯛が釣れる程、水温が高いのである。
  釣った真鯛は本当に手のひらサイズなので、リリースする。
もうちょっと大きかったら、持ち帰って塩振り焼きなのだが ・・・

  ああっ、鯛釣りのエサトリは、鯛だよ ・・・

  ウキが沈んだので《また真鯛の幼魚かな?と》合わせてみると、何か変な手応え。
水面まで持ってくると、サヨリであった。
サイズを測ると35センチ  ・・・  黒鯛用の3号の針に掛かって来るだけある大きさである。

  これは刺身だな
・・・ 全くを持って、千石は食う事しか考えない  ^^:

真鯛の幼魚くんはリリース 35cmのサヨリくん
なんか勘弁してくれよ〜という目をしている

  それから一度大物の手応えがあったが、針の掛かりが弱くてすぐに外れてしまった。
あの魚は何だったのだろう?
かなり大きそうであったが ・・・

  やがて雨が降ってきた。
くそ〜、Yahooの天気予報は、またハズレかよ ・・・
風も こんなんで風速1mのはず無いじゃないか ・・・

風が強いぜ ・・・ つらい表情の千石 今回の釣り座 ・・・ 波が高いと被っちゃうね

  午後1時頃、止むと思った雨が本降りとなってきたので退散。
荷物をまとめて崖を登り、車へ辿り着くと汗だくだ。

  今シーズン中に絶対1匹は釣り上げてやるぜ!と心に誓う千石であった。

 

12月22日(土)  男鹿半島 御膳落ごぜんおとし

   ようやく天気が回復するようである。
土曜日なので釣り人で混むかもしれないが、釣りへ行ってしまえ!
冬なので釣行のチャンスがあったら、確実に物にしないと・・・ねぇ〜。
  ・・と言う事で 前の晩、目覚ましを5:00にセットして寝る。
 
  朝飯を食って、家を出たのは6:00。
冬至だけあって日の出が遅い。
真っ暗な中、車を走らせる。
 
  男鹿半島の「御膳落ごぜんおとし」に着いたのは、午前7:00を過ぎていただろう。
双六漁港に車を停めて、そこからは釣座(釣り場)まで歩きだ。
  途中、海岸線を歩いていると、死んだエチゼンクラゲが打ち上げられている。
さすがに水温が低下して死滅したようである。
長靴で踏みつけると、結構ブヨブヨして硬い ・・・ 柔らかい印象があったので、意外であった。
福井の方ではこれを食材として開発しているようだが、果たして旨いのであろうか?
  最後にちょっとした登山コースで汗をかいて、釣座まで辿り着いた。
すると登山コースをしなくても良い所(海岸沿いに行ける所・・・下図のa)が空いているのが見えた。
しまった!駐車場に釣り人の車があったので、もう場所がとられていたと思っていたのに ・・・
だいたい矢印のあたりです 釣り座。青色はルート 釣り座。
   さて、準備をして、釣り始める。
 しかしエサトリがいる。 ・・・ 小アジである。
撒餌をまくと、その部分がアジで茶色くなる。
  手前にコマセを撒いてエサトリを集めて、ちょっと沖の方へ仕掛けを投入したりもするが、結局は小アジが針についてくる。
要するに、完璧なる小アジの大宴会状態である。
黒鯛が廻って来る気配がない。
 
 
  午前11時にはギブアップして帰り支度を始める。
ああっ、今日もダメかよ ・・・
  やっぱり渡し舟代をケチったのがいけなかったのであろうか ・・・ ?
しかし加茂で船渡しをしてもらうと、携帯電話の圏外なので帰るのに大変だしな・・・(早く帰ろうとしても船を呼べない)
 
今シーズン中に1枚は上げて竿収めするつもりであるが、1月にずれ込むのでは?と心配になる千石であった。

 

 

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