2009年7月
乙氏から釣りの誘いがあった。
えっ、金曜日?
何処の船?
カネゴン?!
渡し舟カネゴンの船頭M氏は、勤め人なので土日しか船出さないんじゃない???
話を聞いていると、どうやらM氏は仕事を辞めて、渡し舟一本に絞ったようだ。
つまりは脱サラ ・・・
ヤッタネ!
さすがに人数がまとまらないと船は出せない。
乙氏とO氏と千石の3人じゃ割が合わないので、M氏は他に4人の釣りキチを集めてくれたようだ。
それにしても平日に集まってくれる釣りキチって、普段何しているの???
まあ その辺は(俺も含めて)、よ〜分からんが
乙氏の企画に乗っかる事にした。
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秋田港 ・・・ いつも通り ”離れの離れ” で釣った |
秋田港を午前4時出発であったが、当然の如く3:30には到着。
ふふふっ、小心者は眠られないのさ。
乙氏O氏も、ほぼ同時に到着していた。
乙氏からビールを渡されるが、すぐに飲みほしてしまい、
自前のビールを飲み始める。
これがいつもの千石だが、他の皆さんはあきれ顔かな???
4時出発のカネゴンは、若干遅れて4:15頃?出港。
途中で「離れ」の第3砂止めに寄って、「離れの離れ」に降り立った。
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矢印が、釣り場所。
「南防波堤離れ」 と 「離れの離れ」の間が、真鯛の通り道 |
さすがに平日!
此処は週末は泊まり組みもいる最近の人気スポットだが、
誰も居ないぜ!
何度も言うが、去年は簡単に押さえられたポイントだが、今年は全く押さえられないポイントだ。
釣り始めると
時折アジに混じって、手のひらサイズの真鯛が釣れた。
いやいや、近くで釣っている人は、良い型の真鯛を釣ったようだ。
陽が高くなり釣れなくなって、(やはり内側で釣っていた)乙氏の釣果を見に行くと、
おおっ、良い型の真鯛を数枚上げているではないか!
スカリが真っ赤(真鯛でイッパイ状態)である。
要するに内側で釣っていた人は、朝方にそれなりの真鯛を釣り上げた・・・という事やね。
くどいようだが、陽が高くなるにつれて鯛は釣れなくなった。
でも前回の例(昼になって潮が変わって釣れ始めた)もあるし、ずっと同じ所で粘った。
近くで釣っていた人は、場所移動(離れの離れの中間へ)して行った。
12:15頃、竿にアジの手応えがあった。
小アジか〜
と思っていたら、いきなり手応えが良くなった。
おおっ、アジじゃなくて、これは鯛だよ!
・・・ と思って、魚とやりとりをする。
それにしても、ヒキは強いが、微妙な手応えだ。
赤(真鯛)なのか、黒(黒鯛)なのか分からない。
ただし、千石は鯛だと確信していたので、
乙氏達の方に向かって
「鯛です〜!」
とVサインをかましてしまったのだよ。
ところが、水面まで上げてくると赤でも黒でも無い。
茶色なのだよ!
若干、恥ずかしいものがあったが、
これは居直るしかない。
タモでヒラメをすくって、
「ヒラメでした〜!」 (小声?)
と、申告した。
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48cmのヒラメ。
鯛だと思っていたのに ・・・ ^^: |
午後2時が帰りの船だったので、1:20頃に竿を仕舞い始めた。
すると、朝に此処で釣っていて「離れの離れ」の中間地点に移動した人が帰ってきた。
型は小さいが赤や黒を持ち帰っているではないか。
どうやら中間地点へ移動して正解だったようである。
迎えの船が来た。
上記の人と乙氏と砂止めに降りた人が、ヒーローである。
ちなみに砂止めに降りた人は、デカイ黒鯛を釣っていた。
千石は種類こそ違うがヒラメを釣って、何とか面目を保ったかな???
まあ外道だから、そんな事はなかったかもしれんがね ^^;
・・・ という日であったが、ボウズでなかっただけ良しとしよう。
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釣果 |
天気予報によれば、日曜日は何とか釣りになりそうである。
前日、渡し舟の「カネゴン」に電話を入れる。
すると出発は4:30である ・・・ どうやら”2番船”である。
まあ、最近の大雨からして条件が良くなさそうである。
まあ2番船でOK!・・・ と言う事で、予約を入れる。
前日、寝ようと思っても、なかなか眠られない。
寝た!と思ったら、3:30の目覚まし時計に起こされた ^^;
4:00頃に船着場に着いた。
近くの「ローソン」でオニギリ等を買うと、船着場でビールを飲んで船を待つ。
定刻通り、船は出発。
「離れの離れ」のいつもの所に下りる。
すると「内側」は濁っているので、皆「外側」で釣っている。
「内側」の絶好の場所で釣り始める。
しかし外道も釣れない。
エサトリもいないのは、先日の大雨の影響か?
しかも下層の潮が速いので、錘を軽くしてもウキが沈んでいく。
釣れる気がしない。
一緒の船に乗っていたヘチ釣りの常連さんが来た。
千石とちょっと話した後、移動して反対側(外側)で釣っていたが大物の真鯛をヒットさせた。
う〜ん、羨ましいよ!
・・・と思っていると、その常連さんは同じ所で再び真鯛をヒットさせた。
そこで千石も反対側に移動。
他に多くのヘチ釣りの人が外側を狙ったが、それ以降誰一人とヒットしない。
千石も元の内側へと戻った。
それから内側と外側の両方を攻めたが、パッとしない。
やっとウキが沈むようになったと思ったら、リリースサイズの小真鯛だったり小アジだったりする。
一度いかにも 良型の真鯛か?! ・・・ というウキの沈み方があったが、その正体は良型の海タナゴ。
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色っぽい唇のタナゴ君 ・・・ 真鯛と似ているけど、ちょっと違う |
結局、たいした物を釣れずに終了した。
帰りの船でも、大方の皆さんはボウズ。
この日は”釣れない日”であったのだ。
それにしてもガッカリである。
リリースサイズの小真鯛が釣れ始めたので、手のひら・足の裏サイズの真鯛くらい釣れてくれてもいいじゃないかよ〜!
・・・と思った千石であった。