千石の独り言温泉の部屋大釜温泉 その1

 


みちのく秘湯シリーズ ・・・ 乳頭温泉郷   第4回 「大釜おおがま温泉 その1


2月5日()

  さて今日は大釜温泉です。
ここは妙乃湯のちょっと奥にある温泉です。

  午前10時過ぎに大釜温泉に到着しました。

大釜温泉

  この温泉の建物は、かつての「本荘市立子吉小学校大釜分校」の建物を改築したものです。
しかし中に入ってみると、(分校ですので元々大きくありませんので)我々の想像しているような小学校の名残は感じられません。
  むしろ小さな旅館の雰囲気そのものです。

2階の外壁の時計は分校の名残か? 玄関

  玄関のフロントで入浴料500円を払って、奥の風呂場へ。
ちなみに一般の入浴は午前9時からのようです。

  やはり小さな旅館という雰囲気の脱衣所で服を脱いで、内湯へ。

  内湯は木で出来た古めかしい壁に囲まれたお風呂です。
お湯は白に緑と茶色を混ぜたような色です。
硫黄の臭いがしませんが、天然の温泉らしい湯気の感じがあります。
湯船は大きめで、洗い場は狭いですがシャワーが二つ付いています。

  ちなみにこの温泉は他の温泉と違って、内湯がひとつ・露天がひとつという非常にシンプルな構造をしています。
内湯の戸を開けて外に出ると露天風呂がある。ただそれだけです。

  まずは内湯に肩まで浸かります。
温度は熱めで、癖の無いあっさりした湯質です。

内湯

  それにしても露天が気になります・・・いったいどんな露天風呂なのでしょか?
そこで内湯はまた入り直すとして、露天風呂へGO。

  内湯の戸を開けると、そこはいきなり露天風呂。
戸を開けるとすぐに露天風呂・・・という感じです。
  露天風呂の構造も極めてシンプルです。
露天のスペースの殆んどを湯船が占めています。

  湯船に入ってみると、さすがはちょっとぬるめです。
湯質は内湯と同じ。
肩まで浸かってのんびりします。

露天風呂 露天に入る千石

  壁や山の斜面に囲まれていてちょっと した箱庭にいる感じかな?
その為に情緒はありますが、開放感は少な目です。

  内湯の熱さが恋しくなって、再び内湯へ。
すぐに身体の芯まで温まりました。
のぼせたので足だけ湯に浸かるようにしましたが、それでも身体までポカポカが続きます。

『なんか遠赤外線みたいに温まるお湯だぞ ・・・』

その感想は、果たして事実だったようです。

  大釜温泉の玄関から出て、ちょっと離れた駐車場まで向かいました。
ちなみに時刻は午前11時過ぎ ・・・ 1時間ほど温泉にいたことになります。
外は雪が降っていました。

  車の所まで来ると手に持っていたタオルが少し硬くなっています。
『あれ?タオルが凍りかけているのかな???』
・・・ しかし身体はまだポカポカです

  そこで濡れたままにしておいた髪の毛を触ってみました。
髪の毛も凍りかけていました。

  温泉の効果で身体は温かですが、外気温は思いの他冷たかったようです。

 

  そして帰途に着きましたが、第2部では帰りに立ち寄った『田沢湖ビール』「飲みました日記」参照を作っているレストランでの食事の様子などを紹介してみたいと思います。

その2に続く


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