大釜温泉の帰り道、「たざわこ芸術村」に着いたのはちょうど正午くらい。
この「たざわこ芸術村」は、「劇団わらび座」のシアター・温泉「ゆぽぽ」・森林工芸館・・・etcがありますが、
私の目的は地ビール「田沢湖ビール」を作っているレストランで食事をとる事。
酒好きとして製造元をチェックしておきたかったので ・・・
 |
 |
| 芸術村入り口。建物はわらび座劇場 |
レストランでもある田沢湖ビール工場入り口 |
駐車場に車をとめて目的の建物へ。
『おおっ、なんかお洒落な建物だぞ・・・』
本当にここでビールも造っているのかな？と思いつつ、玄関から中へ入りました。
中はまずビール関連の売り場になっています。
この売り場とレストランの会計の兼用のキャッシャーもあります。
置いてある田沢湖ビールの種類の多さにちょっと驚きました。
思ったより種類が豊富です。
ビールの他にもマスタード、ピクルス等の食品やグラス等が置いてあります。
売り場を通り過ぎるとバーカウンターがあります。
夜には賑いそうですが、今は誰もいません。
その近くのガラス窓からビール工場が垣間見られます。
『おおっ、やっぱりここで造っているんだ〜』
 |
 |
 |
| 売り場の一部 |
売り場からバーカウンターへ行く
途中で見えるビール工場 |
バーカウンター。その奥はレストラン。 |
更に奥はレストラン。
天井が高くて、とてもお洒落です。
窓際の席に着いてメニューを見ると種類が豊富。
カクテルとイタリア系の食べ物が特に豊富でしょうか？
ここはやはり田沢湖ビールとつまみにチョリソー（ソーセージ）を頼みたいところでしたが、
車の運転があるのでポロネーゼ（パスタの一種）のセットを注文しました。
セットと言っても、スープとサラダが付くだけです。
（ポロネーゼが８５０円、セットは+２００円）
まずはスープとサラダが運ばれて来ました。
スープはコンソメで三つ葉が浮いていました。
味は両方とも普通。
やがてポロネーゼが運ばれて来ました。
運んできたお姉さんにエスプレッソ（イタリアの珈琲。深入りの豆を極細に粉砕して短時間で少量抽出する。ちなみに400円でした）を追加。
 |
 |
|
| 雰囲気の良いレストラン |
スープとサラダ |
|
このポロネーゼはミートソース・スパゲッティとほぼ同じです。
食べてみると、甘さがほとんど無く大人の味です。
ミンチにした牛肉の旨味が微かに感じられましたが、全体的に控えめの味です。
おかげで付属のパルメザンチーズをけっこうかけてしまいました。
注意深く手作りしたというのが感じられましたが、それ程旨くなく 不味くも無く
・・・というところでしょうか？
（味としては昨日私が作ったカルボナーラの方が旨かった）
ポロネーズを食している時に運ばれてきたエスプレッソを見て、そのクレマ（表面の泡）の厚さに感動。
ちなみにエスプレッソのクレマはしっかりとした入れ方をしないと出来ません。
『おおっ、これは美味しそう ・・・ ＾＾』
しかも、時間が経ってもクレマが消えません。
しかしポロネーズを食した後にエスプレッソを飲んでみると、不味い ＾＾；
『これは豆が悪いな ・・・ ＾＾；』
エスプレッソ・マシーンと豆の細かさ、粉の圧縮度等は完璧なのですが、いかんせん使っている豆自体がダメなようです。
しかもエスプレッソは普通30ccの抽出が基本なのですが、ここのは70ccくらいも抽出しています。
だからクレマは素晴らしいですが、珈琲自体の味は泥水みたいで最低でした。
 |
 |
| ポロネーゼ・・・皿など洒落ていますね |
クレマの厚さがすごいエスプレッソ。
クレマの色が何故か白っぽい？？？
でもカップの雰囲気が良いですね。 |
『これじゃあ、俺がいれたエスプレッソの方が100倍美味しいよ ・・・』
（余談ですが最近千石はエスプレッソマシーンを購入しました）
とは言え、店自体のレベルは高い感じがヒシヒシと感じます。
たぶん田沢湖ビールでチョリソー（ソーセージ）を食していたら、天にも昇る心地であったでしょう。
カクテルなども種類の多さから、結構レベルが高いかもしれません。
『う〜ん、車の運転が無かったら良かったのにな〜』と思いつつ、帰途へ着きました。
この「みちのく秘湯シリーズ 乳頭温泉」は、ひとまずおしまいです。
残った「休暇村」は以前行った事がある上に、今は改装されて面白くないありきたりの温泉になったようなのでパスです。
また「孫六温泉｣「黒湯温泉｣は冬期間閉鎖なので行けません。
閉鎖が解けたらこの２つの温泉に行ってみたいと思っています。
機会があったら他の秘湯なども紹介したいと思ってますので、御期待ください。
では、そのときまで ・・・・ (o￣∇￣o)/
