午前5時頃目を覚ます。
まだ早いので「4th Media」(ブロードバンド配信のサービス)で映画『Mr.&Mrs. Smith』を観てから、朝食を作り始める。
朝食を摂り ゆっくりした後、後生掛温泉を目指して家を出発したのは午前9:30頃。
生保内から341号線に入ったのは、午前11時頃。
今日も 田沢湖を過ぎて少しの所にある「茶たての清水」で水を汲んで行く。
他にも水を汲みに来ている人が6組位いる。
中には他人に「ここの水はおいしいんですよ〜」と説明している人までいる。
手持ちの容器に水を入れて飲んでみると、やっぱり美味しい!
前回感じられたより美味しいくらいだ。
これを飲むと市販のミネラルウォーターなど飲むのが全くを持って馬鹿らしい。
『すっきりしていて、飲んだ後に微かに甘みまで感じられるよ ・・・
』
それから35分ほど運転して前回に来た「玉川温泉」(前回参照)の入り口手前まで来た。
すると道路は路上駐車のオンパレードである。
『・・・ 何かイベントでもあるのか ??? 』と思っていると、玉川温泉への入り口が見えた。
するとそこには「満車」の看板が ・・・
こんな山の中でイベントなどあるはずが無い。観光客で一杯なのである。
ちなみに341号線から右折をしてこの「玉川温泉」に入って行くと、少ししてから大きな県営の駐車場がある。
しかしそこは本来「自然観察路」の為の駐車場である(前回参照)。
さらにその少し奥に『玉川温泉』があるのだ。
勿論玉川温泉の駐車場も(若干ではあるが)そこにはある。
県営の駐車場と玉川温泉の駐車場、そしてたぶんそこまでの道路全てが満杯の為、
341号線まで違法駐車している状態のようである ・・・ ^^;
『二連休とは言え まさかこれ程混んでいるとは ・・・ 。 これから行く
後生掛温泉はどうなんだろうか ・・・ ^^: 』
と不安になる。
更に15分程してようやく 『八幡平 アスピーテ ライン』に入った (上記地図の銭川から八幡平に向かう道の事)。
生保内から341号線に入って、此処までほぼ1時間という所か?
ちなみに『アスピーテ』とは『盾状火山』の事で、粘度の小さい溶岩によって出来た傾斜の緩やかな火山の事らしい。
ちょうど盾を伏せたような形からそう呼ばれるとの事。
この道は冬季封鎖で、春の開通後の雪の回廊として有名である。
私も昔に八幡平の春スキー(5月)に行く途中に、その雪の壁のあまりの高さに感動したものである。
ただ それ以降の季節でも ドライブコースとしても有名みたいで、
HPで調べると「アスピーテ ライン」は、県外のドライバーから結構 ”ベタ褒め” されていた。
国立公園内を走る道の上に、色々な景色を堪能できるというのが理由である。
その「アスピーテ ライン」を10分も走ったであろうか?
まずは『大沼温泉』が見えてきた。
ちなみに「大沼」とは沼の名前である。
道路沿いの大沼温泉「八幡平レークイン」という非常にお土産屋さんっぽい宿屋兼日帰り入浴の建物がある。
他にも「八幡平グリーンホテル」や「八幡平高原ホテル」があるはずである。
とりあえす、「八幡平レークイン」のほぼ向かい側にある「八幡平ビジターセンター」の駐車場へ車を滑り込ませる。
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八幡平ビジターセンター |
ビジターセンター内部 |
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八幡平ビジターセンターから見た
大沼(左奥)と八幡平 レークイン(右奥) |
八幡平 レークイン |
この「ビジターセンター」とは、国立公園や国定公園を解説してくれる公共の施設である。(入館無料)
勿論この八幡平だけにある訳でなく、各地の公立公園にあるようである。
1階の小奇麗なトイレで用を足した後に、2階のエントランスから入館。
中に入るとよくありがちな公共の資料館の構造である。
これが市町村のものならば非常にちゃちい資料の説明になる所であるが、さすがに此処は国立公園。
解説している内容のスケールが大きい。
特別楽しいという空間ではないが、このビジターセンターが無かったらこの十和田八幡平が国立公園になった理由やその見所等を理解出来なかったと思われる。
そういう意味では有り難い。
あながち税金の無駄遣いとは言えない建物である。
再び車に乗りアスピーテラインを上ると、間もなく後生掛温泉の看板が見えた。
その看板に従って右折する。
少しすると後生掛温泉が見えてきた。
温泉の建物の手前に源泉地帯が見えたので、まずは車を停めてデジカメで映像を確保する。
全くを持って、広くて豪快である。
これだけの源泉があるのなら他に十数軒の温泉宿があっても良さそうなところだが、基本的にはこの温泉1軒だけのようである。
近くにもう1軒ほど建物があったが、あそこは大沼温泉にあたるのでここから源泉を引いてないような気がする
・・・(?)
まあ、どちらにせよ 何とも贅沢な限りである。
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後生掛温泉の源泉地帯 ・・・ 豪快である |
そして後生掛温泉へ。
さて、長くなると何ですので、「その2」へ続きます。