千石の独り言温泉の部屋露天風呂水沢温泉


みちのく秘湯シリーズ その3・・・ 水沢温泉郷〜田沢湖高原温泉   第1回 「露天風呂水沢温泉」
 


1月28日()

 

  今年は雪が降らない。
例年の今頃は雪で白一色なのに ・・・

  だからスキーに行くような雰囲気ではない。
しかし、家でテレビやパソコンに向かうのも飽きている・・・

  ネットで『田沢湖スキー場』を調べてみると、(積雪は例年の半分くらいだが)滑走可能のようだ。
ただしコンディションが良くないようだ(気温が高いので雪が重いようだ)。
晩に新雪が積もっている事を期待して、「田沢湖スキー場」へ行く事にした。

  コンディションが悪ければ、スキーを諦めて温泉に入れば良いだけだ。
「田沢湖スキー場」は『水沢温泉郷』の中にあるのだから ・・・

  朝6時前に目を覚ます。
しかし朝食の準備等で時間が掛かったので、家を出発したのは7:20頃。

  スキー場は8:30からなので、既に朝一番には間に合わない。
まあ 急ぐ必要は無いので、ゆっくりと車を走らせる。

行く途中の風景・・・雪は無いが、
早朝だけに道路が凍っている ^^:
スキー場のある秋田駒ケ岳
雲が掛かっているので分かりづらいが・・・ 結構黒い

 
  さて、田沢湖スキー場への上り口まで来た。
内陸なのに雪が少ない。
  里山も黒々としている。
『本当に滑走可能なのかな?』と疑ってしまうくらいに ・・・

 

 

  スキー場への山道を登っていくと途中に「スノーワールド」(スキー場)があるが、さすがにスキー場には雪がある。
しかし昨晩雪が降った気配が無い。

  やがて田沢湖スキー場が見えてきた。
スキーセンターがある「銀嶺駐車場」への入り口を通り過ぎて、ゲレンデ中腹にある「かもしか駐車場」へと向かう。
ちなみに結構の距離がある。

  この辺まで来ると標高が高いためか、昨夜軽く雪が降ったようである  ^^
適度に雲があるので(ちなみに晴天は雪の反射がつらい)、コンディション的には最高である。

  9:20頃 「かもしか駐車場」に車を停めると、車の中でスキーウェアに着替えようとした。

  そこで気付いた ・・・ スキー靴を家に忘れてきてしまった事を ^^:

  『しまった、やらかしてしまったよ・・・』

  しょうがないので靴だけレンタルする事にしたが、此処はゲレンデ中腹の駐車場である。
「スキーセンター」のある「銀嶺駐車場」まで戻らないといけない。

  車で路を引き返すが、途中にある水沢温泉の建物がまるで「おいで、おいで。こっちの方がいいよ!」と言っている ^^:
 

  おや、「銀嶺駐車場」へ向かう道路が新しくなっている ・・・去年までこんな道路は無かった。
『なるほど、リフト料金が値上がりしたのは この分を回収する為だな・・・』 と納得する。

 

  「銀嶺第1駐車場」の入り口手前で、車が行列になっている。
第1駐車場が満車になってしまったようだ。
  ちなみに第2駐車場の入り口は既に通り過ぎている。
係員が慌てて第2駐車場の入り口の方へと走っていく ・・・ 第2駐車場に車を誘導するつもりらしい。

  もうこの時点で滑る気が失せて来たので、車をUターンして温泉に入る事にした。

  前述の通り、このスキー場は水沢温泉郷の中にある。
だからスキー場のすぐ前には温泉関係の建物があるのだ。

露天風呂水沢温泉 入り口

  すぐ近くの「露天風呂 水沢温泉」の駐車場へ車を停めた。
ここは9:00から日帰り入浴が出来る ・・・ ネットで調査済みである。
左程大きくないが、小奇麗な建物である。

  玄関から中に入ると、玄関脇の券売機で入浴券(500円)を買う。
フロントにそれを渡すと、「男湯」へGO。
ちなみに建物が新しいので、中は明るく清潔感で溢れている。

  脱衣所も広くて明るい。
「監視カメラ作動中」の張り紙があるので、かえって安心である。
貴重品を入れる無料のロッカーがあるのも助かる。

  「こんなのは秘湯じゃないよ!」と言う人もいるかもしれないが、・・・ ごもっともである。
此処「水沢温泉郷」は(スキー場もあることから御想像つくように)、山奥だが”秘湯”とまではいかない。
”秘湯”と言うより、”源泉掛け流し”の温泉と考えて欲しい。
正直言って”秘湯”で無い分、設備が整っているので楽である。

脱衣所


  さて 服も脱いだし、温泉に入るとするか ・・・。


その2へ続きます
 


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