千石の独り言温泉の部屋アルパ駒草


みちのく秘湯シリーズ その3・・・ 水沢温泉郷〜田沢湖高原温泉郷   第3回 「アルパ駒草」
 


4月15日()

 

  まだ釣りにはチョット早いようだ。
そこで秋田駒ケ岳の「パノラマツアー」に行く事にした。
ちなみに秋田駒ケ岳は、今まで紹介した「田沢湖スキー場 =水沢温泉郷」や「乳頭温泉郷」のある山である。
(乳頭温泉郷は正確には隣の烏帽子山だが  ・・・ 下の地図参照)

  この「パノラマツアー」は、「田沢湖高原温泉郷」にある「アルパ駒草」(旧駒草荘)という温泉から 7.1km先の駒ケ岳の八合目まで雪上車で登るというものである。
ちなみに「田沢湖高原温泉郷」は、「水沢温泉郷」と「乳頭温泉郷」の中間地点にある。
  駒ケ岳八合目の景色を堪能した後は、スキーで滑って帰る事も可能だ。
当然千石はスキーで滑って下山する予定である。
企画は「田沢湖スキー場」。

 

  前日 天気予報を見ると、午前中は小雨  ・・・ しかし 昼からは晴れるようである。
そこで電話で予約を入れる ・・・ 天気の良くなるであろう12:00=正午の出発の便である。

  当日、午前9時過ぎに出発。
小雨の中、車を走らせる。

秋田駒ケ岳
思いっきり雲が掛かっていて見えない(雲の中)。

 
  さて、秋田駒ケ岳への上り口まで来た
(下図の田沢湖先達付近)
駒ケ岳は思いっきり雲が掛かっている ・・・ こんなんでツアーは行われるのであろうか?
天気予報が的中して、そろそろ良い天気になる事を祈る。

 

 

  車で上り坂を走っていく。
途中で「スノー ワールド(旧ミナミスキー場)
通り過ぎ、「田沢湖スキー場」も通り過ぎる。
すると「アッスル スキー場
(旧田沢湖高原スキー場)」が見えてきた。

  この「アッスル スキー場」は、「田沢湖高原温泉郷」のまん前にあるスキー場である。
スキー場としてはショボイが、本格的温泉の目の前にあるスキー場なので、スキーを楽しみながら宿泊するには良い所である。
更に奥に行けば、「秘湯・乳頭温泉郷」もあることだし ・・・

  さて、今回の「パノラマツアー」の出発点である「アルパ駒草」は、この「田沢湖高原温泉郷」にある。
最近建て替えられた公営の温泉である。

  ちなみに今回の企画元である「田沢湖スキー場」も公営だし、駒ケ岳八合目まで行く道も県道(127)である。
民間の業者だったら この企画は実現されていなかったであろう。
お役所もたまにはナイスな企画をしてくれるものだ。


アルパ駒草」 と 千石のボロ車 「パノラマツアー」乗降場

 

  「アルパ駒草」(以下アルパと表現)に到着したのは、午前11時である。
まだ出発時間まで1時間ある。
アルパの駐車場付近に「パノラマツアー乗降場」があって、雪上車が二台停まっている。
  相変わらず小雨が降っていて、駒ケ岳は雲が掛かっている。
『こんなんでツアーは行われるのかな?』と思いつつ、とりあえず飯を食う事にする。

  ちょっとアルパの中を覗いてみたが、食堂は結構普通である。
旨いかどうか分からない。
  そこで確実を期す為に、乳頭温泉郷の「鶴の湯」で飯を食う事にした。
 

  「鶴の湯」へ向かって車を走らせるとすぐに、携帯電話が鳴った。
「田沢湖スキー場」の「パノラマツアー」担当者からの電話だった。
その内容は(案の定)「今日は天気が悪いから、ツアーは中止しましょう」というものであった。

「やっぱ、そうか〜 ^^:」
さすがに諦めるしかない。

  そこで時間がフリーになったので、「鶴の湯」での食事は取り止めて アルパへとUターン。
折角此処まで来たのでアルパで風呂に入って、角館で昼食を取ることにする。
本当は「水沢温泉郷」で風呂に入る予定だったのだが・・・

  アルパに入ると、さすがに公立(市と県と国の共同企画)の建物だけある。
まずは駒ケ岳を紹介する広いスペースになっている。
よく国立公園などにある「ビジターセンター」のような物と考えてもらえたら間違いない。

  まあ興味の無い人にはつまらない展示だが、小さい頃から何度と無く駒ケ岳に訪れている千石には不思議と目新しかった。
・・・ 結構身近な物は、知っているようで知らないものである。
  ちなみに「今度夏山登山してみようかな」という気になってしまった。
こういう物(教育や福祉)に税金をかけるのには納得出来る ^^

駒ヶ岳の自然を紹介しているスペース

  さて展示スペースを抜けて奥へ。
すると小さな食堂と風呂場への入り口がある。
券売機で入浴券
(500円)を購入して風呂場へ。

  サイトで下調べをして来たが、眺めの良い露天風呂があるはずである。
さて、楽しみである  ^^


その2へ続きます
 


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