千石の独り言温泉の部屋大滝山温泉


大滝山温泉

 


6月18日()

 大滝山温泉に入ってきた。
自宅から車で15分くらいで行けるのだが、今まで不思議と入る機会が無かった。
じゃあ、それ程たいした温泉じゃないんじゃないの ・・・ と思われるかもしれないが、
歴史はそこそこあって、江戸時代の紀行家・菅江真澄も入ったのではないか?とされるんだよね。

参照のHP


 ちょうどこの奥に「大滝山自然公園」があって、千石は時々野宿をしていたんだけれど、
さすがに営業時間が午後6:30くらいまでなので入りに行く暇は無かった(キャンプで酔っ払いながら夕飯の時間だ ^^;)

大滝山温泉


 駐車場に車をとめるが、他にも結構車がとまっている。
 
これは利用客が多いので、写真を撮れないな
・・・ と思い、車に写真関係を置いて、温泉の建物に向かう。

 玄関で靴を脱ぐと、突き当たり左は調理場兼のカウンターである。
なんかアトホームと言うか、雑な感じも漂う。

 400円払って、温泉へ。
・・・ 内湯一室だけで、露天風呂は無いはずである。

 脱衣所で服を脱ぐと、他に入浴客が居ない。
しまった、駐車場で車が数台とまっていたが、皆食事中らしい。
 
カメラ持って来れば良かったなぁ〜
・・・ 等と思いつつ、浴室へ入る。

 浴室は壁が木なので、妙に落ち着いた感じだ。
カラン(水道)はあるが、温水・冷水の蛇口のみでシャワーは無い。
アメニティは皆無なので、シャンプーや石鹸持参しなければならない。

 湯船がほぼ中央に、ド〜ンとひとつあるだけである。
ほぼ正方形で、漆喰(カラーモルタル?)みたいので出来ている。

 天井はアクリル板を使用しているので、明るい。
広い窓の外には、滝が見える。


 湯船に入ってみる。
ここは沸かし湯で循環させているのだが、微妙に白濁していて硫黄泉ぽい感じが漂う。
要するに乳頭温泉を薄めたような感じなのだ。
ナトリウム・カルシウムー塩化物冷鉱泉なのだが・・・
ちなみにそれ程臭いも味もしない。

悪くない感じである。
 

 のんびり湯船に漬かって、
脱衣所に向かった。
 シャンプー持参じゃないので、身体を洗う事も出来なかったのである。
まあ、別にそれはたいした事じゃない。

 玄関付近に戻ると、食堂の大座敷がある。
昼時だし、飯を済ませていく事にした。

 おばちゃんにお勧めを聞いて見ると、ラーメンか鍋焼きうどんだそうだ。
鍋焼きうどんを頼む。
550円とお手頃である。

 ちなみにビール(中瓶)が500円と、全体的にお安い。
これは風呂に入って、ビールを飲んでゆっくりするのに良さそうである。

 鍋焼きうどんが来た。
アルミの鍋に入っているのが、いかにも家庭的でチープ感が漂う。
味の方も家庭的である。
家でも作れるかな?という味だ。
洗練されたものは無いが、ほっとする感じだ。

鍋焼きうどん


 此処は一流旅館じゃなくて民宿だよ! ・・・と表現すれば間違いないと思う。


是非とも次は鍋焼きうどんでビールを飲んでゆっくりしたいなと思った。

 

   END
 


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