釣りました日記2009の記録2009.4

2009年4月
 







4.4 仁別 

4.12 仁別

4.18 男鹿半島

4.29 男鹿半島
 
4月4日(土) 仁別 中の沢林道と自転車道 
 
 さて、今日も山へ行ってみようか〜!
・・・ と言う事で、朝4時頃には起床。
寝不足状態で、午前5時前には家を出発。
狙うは前回同様、仁別の旭川 ・・・ 自転車道である。
 明け方に植物園(下図のお花マーク)に着いたのだが、早くも先客がいるではないか!
参った!
これで、此処は釣れない。
 渓流は早い者順である。
千石は折畳み自転車を持っているのだが、先に入った人を追い越すと言う事はマナー違反である。
 しょうがないので、中ノ沢林道(五城目林道。no.1))を狙う事にする。
旭川の自転車道(no.2)を狙う予定だったが先客がいた。
おかげで、仁別沢(no.1)で釣ったのだが・・・

 3.21と同じ場所に車を駐車。
 1番目の堰堤えんてい(砂防ダム)の手前から川に降りて釣り始めるが、アタリが無い。
足跡がある。

 たぶん昨日あたりに、釣り人が入ったのであろう。

 最初の堰堤えんていまで来た。
ここでもやはりアタリが無い。

 やはり、昨日あたりに釣り人が入っている。

 これはお手上げである。
このまま帰るのも”有り”だが、折角此処まで来たのだから、堰堤だけを攻めてみようと思う。
堰堤なら釣り残し(おこぼれ)があるかもしれない。
堰堤と堰堤の間のポイントは無視して、林道ウォーキングである。

 2番目の堰堤に着いた。
釣ってみると、小ぶりの岩魚が2匹釣れた。
ここは岩魚の釣れる場所だねぇ〜
(3.28参照)
リリースである。
 とりあえずこれでボウズでは無い。
一安心である。

 3番目の堰堤に着いた。
釣ってみると、小ぶりのヤマメ2匹釣れた。
やはりリリースである。
小さい魚は警戒心が薄いねぇ〜

 4番目の堰堤に着いた。
苦労して下まで降りるが、此処ではアタリが無かった。

 折角だから、太平山開発公社の(温泉の)取水場所まで行ってみる。
4番目の堰堤のすぐ近くだ。
 しかし此処でもしっかり前の人が釣ったようでアタリが無い。
車まで引き返す事にした。

 

 車に着いた。
時刻はまだ10時前である。

 そこで「自転車道」を覗いてみる事にした。
車で植物園まで行くと、車から「折畳み自転車」を取り出す。
そして自転車道を進み始める。

 此処も人が入っているので堰堤(のおこぼれ)狙いである。
自転車で前回の爆釣ポイント
(3.29参照)まで一気に行く。

 前回の爆釣ポイントに着いたぞ。
対岸へ渡るが、今日は川の水が少ないので100m手前まで戻らなくても大丈夫だ。
おかげで前の人が対岸で釣ったようで、アタリも無い。

 次の堰堤へ向かおうとすると、前から2台の車が来た。
営林署の車かもしれないと思い、急いで釣りの仕掛けを仕舞い始める。

 しかし2台の車の方が早い。
千石の脇を通り過ぎて、今来た方角100mで停車した。
中から4人ほど降りてきて、自転車道の上の落石を川に蹴り落としている。
営林局の道路整備である。

 いやいや、釣っているのを見つかっちゃったよ。
土曜日に営林局で見回りに来るのは分かっていたんだけどね。
何にも言われなくて良かったけど、ここ「全面通行止」になってるんでバツが悪いよ!

 なんかもう釣りという雰囲気ではなくなったので、帰る事にする。
しかし帰る為には、営林局の車を追い越さないといけない。

 通り過ぎる際に「ご苦労様です」と照れながら挨拶した。

 結局サイクリングで終わってしまった感じだ。
素直に家へ帰る事にする。

 「中の沢林道」と「自転車道」は人が入るようになったので、木曜日くらいに入らないとダメだな〜。

 土・日曜日だと、これからの狙い目は「軽井沢」かな?(上図参照)
仁別国民の森まで行く(自動車で通行可能の)道路はまだ通行止めなので、
行くとしたら自転車道を使って行かないといけない。

そろそろ海釣りに転向かな ・・・ 等とも考える千石であった。

 

4月12日(日) 仁別 軽井沢 
 
 さて、そろそろ海釣りシーズンも間近である。
最近では仁別も釣り人が入るようになってきた。
そろそろ渓流釣りも終わりにしようか ・・・
 そこでフィナーレを飾る意味でも、思い切って奥の方へ行く事にした。
「軽井沢」
(下地図参照)である。
 自転車道を走って沢の入り口から少し歩かないといけないので大変だが、しょうがないであろう。
 朝5時頃起床。
家を出たのは5:30を過ぎていたと思う。

 
 6時過ぎに仁別の「植物園」駐車場に到着。
まだ他の車がとまっていない。
しかし自転車道のある旭川は、昨日に釣られているかもしれない。
 車から”折畳み自転車”を取り出し、釣りの準備をした。
自転車道を軽井沢へと向かう。
 途中ヴェストのポケットに昨日買ったブドウムシ(餌)が入っていない事に気付く。
車まで引き返したが、新しいブドウムシは無かった。
何処にやったけ?
しょうがないので前回の残りを使うしかない。
 再び自転車道を走る。
「植物園」はお花マーク。
地図には載っていないが、旭川沿いに自転車道がある。

 軽井沢の入り口に着いた。
ここからは自転車を降りて、沢沿いの細い道を歩きである。

 相変わらず道が崖崩れで凄い事になっている。
引き返そうかな?・・・ と思ったほどだ。

軽井沢入り口。
奥へ延びる雪の残っている所が道 ^^;
軽井沢入り口付近。
やはり右の雪の残っている所が道 ^^;
軽井沢入り口付近。崖崩れで道幅30cm。
マジで引き返そうと思った ^^;


 軽井沢入り口付近の崖地帯を通り過ぎると、道がまともになった。
しかし残雪には無数の足跡が・・・

 「一の沢」から登山道が伸びているが、マイナーな上にこの季節なので登山客とは思えない
「山歩きの部屋」太平山『一の沢口』参照
・・・ 要するに、釣り人がもう入っている。
後はそれがかなり前の事を祈るのみである。

軽井沢に沿って細い道がある

 「一の沢」の手前200m程の所から沢に下りた。
すると案の定、釣り人の足跡がいっぱいだ。

 準備をして一投目。
するといきなりヤマメがヒットである。

 おおっ、これは釣り人が入ったのは、かなり昔か ?!
・・・などと思ったが、それからアタリすらない。

 どうやら前の人が飛ばして行ったポイントで偶然釣り上げたようである。
よく見ると新しい足跡も混じっているし・・・

 結局 軽井沢を釣りながら遡るが、足跡があるうちは釣れなかった。

道には足跡が ・・・ 軽井沢


 「二の沢」付近だろうか・・・いきなり足跡が無くなった。
川辺から道まで行って、更に上流を狙ったのかな?
・・・等と思ったが、チャンスである事間違いない。

 それからはポイントを狙うと、必ずといって良いほどアタリがある
そりゃそうだ、足跡が全く無いと言う事は、今シーズン千石が一番乗りと言う事だ。
魚もさぞかし腹を空かしている事だろう。

 そこからはもう ”釣 堀 状 態つりぼりじょうたい” !
 

 しかしガンガン釣りまくったので、やがて餌のブドウムシが無くなってしまった。
パラダイス・モードなだけに口惜しい。

 しょうがないので予備で持ってきたミミズで釣り始めるが、ブドウムシと違って食いが悪い。
アタリさえ感じない。
魚が見えているのに食いつかないのだ。
ようやく1匹釣り上げたが、これじゃあダメだ

 ・・・と言う事で、川虫(水生昆虫)を探し始める。
浅瀬の石を裏返すと、川虫がいるのだ。

 川虫で釣り始めると、ミミズよりは食いが良いがブドウムシには及ばない。
アタリがあってもイマイチ食いつかない。

 何とか1匹釣ったが、餌を捕るのも大変なので、釣りをやめて帰る事にする。

 針を飲み込んでいない魚は基本的にリリースしたので、20匹は釣ったはずである。
ちなみに持ち帰りは9匹。

釣り放題だ 持ち帰り分


 小さな沢を伝って道に出た。
軽井沢沿いの細道は、足跡が全く無い ・・・ と言う事は、前の釣人は足跡のあった所で釣り終えて帰ったという事だ。

 (奥まで行っていないので) さぞかし大量に釣ったに違いない ・・・
要するに
『もう満足だよ!』という状態で、引き返したのだろう。

 それにしても、崖崩れと雪で 道なんだかよく分からない。
今まで何度か来ているので土地勘があったので帰れたが、そうじゃなきゃ迷いそうである。

「二の沢」と「三の沢」の間にて。
土砂崩れで道が ・・・
杉林の道はまだ雪が深い。
杉の木陰って、ただでさえ寒いもんね。

  「軽井沢」の入り口まで来た。
結構歩いた ・・・ あそこで止めておいて正解だったかも知れない。
更に奥へ行った日には、どうなった事か。
 

 自転車を漕ぎ始めると、途中で釣り人が2人ほどいた。
やはり旭川はもうダメである。
そのうちに「軽井沢」も(奥まで)人が入るようになるであろう。

 そろそろ海釣りに向かおう ・・・ と思いながら、ペダルに力を込める千石であった。

 

4月18日(土) 男鹿半島 御前落し 
 
 さて、そろそろ海はどうなっているだろう?
HPを観ると、ホッケや海タナゴが釣れている様である。
 朝5:30に目を覚ます。
朝飯の準備をして、母親に飯を食わす。
 それから釣りの準備をする。
 すると出発は7時過ぎになってしまった。
 男鹿半島に着くと、なんか”ほのぼの”してるぞ。
道路を走っていて、車窓から見える釣り人から熱気が感じられないのだ。
『これはもう、どうしようもないよ〜〜〜』という、あきらめの雰囲気だ。
 それでも入りやすい釣座は埋まっているので、つうしか知っていない所で釣るしかない。
(カッコ良い言い方をしてしまったが ・・・ 要するに、マイナーな所で釣るという事ですね ^^:)
 結局「御前落し」の”丘越え”をする事にした。
あそこなら知らない人も多いし、風も当たらない。
ちなみにこの日は、風がそれなりにあった。
 
 8:40 駐車場に車をとめて、釣座まで歩き始める。
獣道を登ってすぐに海岸線に降りる。
 海岸線に沿った岬の先端は、先客が陣取っている。
だから千石は、その手前で岬の丘越えをして、陰の方に行かないといけない。
矢印(この辺)が、御前落し 釣り座。青色が今回のルート。
「a」が先客のいる(楽に入れる)先端。
釣り座は先端の裏側。 丘越えをして行く。
 重い荷物を持って丘越えを始めるが、まだ桜の咲く頃なので植物が生えていない。
要するに、足場が良いのである。
 これが5月を過ぎると植物が生い茂って、歩きづらくなる。
ゴルフで言うと、フェアウェーかラフの差だよね。
 そんなこんなで釣座に着いた。
先客がひとりいるが、3箇所ぐらいは釣座がある。
 準備をして釣り始める。
ちなみに深さを測ると、だいたい5ヒロくらいである。
釣り座。左の岩が風を防いでくれる。
 ・・・ しかし、釣れん ! ^^;
 釣り始めると、先に居た釣り人が帰って行った。
 『これは釣れんな・・・』
と確信する。
 案の定、ウキは反応しない。
 一度根掛の感じがあったので竿を上げてみたら、小さなアイナメが釣れただけである。
 やっぱり、ダメだな・・・
と確信したので、1時間ほどで帰る事にした。
 帰りに椿漁港の防波堤に寄ってみた。
この時期、ホッケ釣りの人が結構居るのである。
 場所の良い所では、良型のホッケがそこそこ釣れている程度である。
 
 う〜ん、ホッケ釣りで男鹿まで来て ボウズで帰るんなら意味無いよ!
等と心で叫びつつ、
鯛釣りが本番になるまで男鹿はお預けだな・・・と思う千石であった。
 
4月29日(水) 男鹿半島 居帽子岩いぼうしいわ 
 
 黒鯛には早いようだが、海釣りの練習を兼ねてアイナメでも釣りにいこうか。
 
・・・ と言う事で、朝4時過ぎに家を出発。
 今回の目的地は、男鹿半島「居帽子岩いぼうしいわ」。
駐車場から1時間ほど歩かないといけない所である。
居帽子岩は、 「門前」にある

 5:20過ぎ頃に、門前の駐車場に到着。
そこから海岸線を黙々と歩く。
門前付近の地図。
 「釣座」が居帽子岩。
「駐車場」から「釣座」までの黒い線が歩くルートです。
 途中 ”岬”の手前で「大滝」が見える。
数日前に雨が降った影響で、水量があってダイナミックだ。
ちょっと寄り道してみる。
 すると案の定、迫力満点で美しい。
そのうちに海水パンツを履いて滝に打たれてみたいものである。
(近いうち実現する予定です ・・・ しかも滝に打たれながら『臨兵闘者皆陳烈前行』りんびょうとうしゃかいちんれつざいぜん と唱える予定です ^^:)
岬の手前の「大滝」に寄り道 岬の頂上から、歩いてきた海岸線を見る
 さて”岬越え”である。
重い荷物を持っての登りはきつい・・・はずだが、
それでも朝のうちは体力があるので、予想より楽チンであった。
 岬を登り終わると「崖下り」である。
ロープが垂れ下がった絶壁(?)を降りるのである。
岬の”崖下りゾーン”にて。
ロープを握って撮影している。
正確には帰りの崖登りでの撮影
 何とかカンとか、釣座に辿り着いた。
当然の事ながら、他に釣り人は居ない(ここまで苦労して来る奴など滅多に居ない)。
 それにしても、此処に釣り人が居ないのは分かるが、
門前の沖磯に誰も釣り人が居ないのが不思議である
 門前漁港から渡し舟が出ていないのは分かるが、
加茂漁港から渡し舟が来ないのが不思議である。
 おかげで見渡す限り、誰〜も居ない。
この時期には本当に珍しい。
千石だけの世界が広がってしまっているのだよ。
釣座にて いきなり
ビールを飲む千石。
鯛狙いじゃないので、
のんびりだ ^^;
 釣りの準備をして釣り始める。
しかし、全く釣れな〜い!
 小さなソイ1匹釣れただけで、生命反応が感じられない!
 
 居帽子岩の中で、ポイント移動しても同じである。
それどころか荷物をカラスにつつかれて(?)、水汲みバケツを流してしまう始末である。

バケツよ!カムバック〜 ^^;
 
 そこで2時間くらいも釣ったかな?
すかさず撤収である。
 早めに撤収するのも良いが、帰りもハードな道程が待っている。
 「行きはヨイヨイ、帰りは怖い」と言うが、
帰りのコースはかなりきつかった様で、家に帰るとヘトヘトな千石であった。
ps. 5.7に滝に打たれました
 

 

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